研究課題/領域番号 |
25461785
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
古賀 聖名子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (30277032)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 統合失調症 / アドヒアランス / フォーカスグループディスカッション |
研究概要 |
平成25年度、5月に東京慈恵会医科大学倫理委員会に本研究の許可申請をおこない、7月付で研究遂行の許可を得た。以降、研究の参加者を募集し、当大学の関連病院である復光会総武病院にて5名の研究参加希望者が得られた。各々の参加希望者には、研究の背景、目的、方法、に加え、研究に参加する利益と不利益、データの取り扱い、プライバシー保護に関する配慮を説明した。さらには研究の参加の有無にかかわらず、治療において不利益を被らず、いつでも研究の参加を取り消せる旨を口頭および文書で十分に説明を行い、同意書にて同意を得た。 各研究参加者に対しては、平成26年3月から4月にかけて、主観的・客観的アドヒアランス、精神症状、および患者背景等の調査を行ってデータを収集し、続いて被験者にアドヒアランスに関する15分程度のインタビューをおこなった。 同意者5名によるフォーカスグループディスカッションは4月24日に行う予定である。 今後はさらなるフォーカスグループディスカッションを行うべく、募集を継続していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
フォーカスグループディスカッション1件を平成25年度中におこなう予定であったが、実際には平成26年4月に行うことになった。今後は、ペースを早めて研究参加者を募集していく。
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今後の研究の推進方策 |
さらなる統合失調症の症例を研究に参加していただくことが研究推進には必須である。今後、当大学のみならず関連病院にも積極的に働きかけ、研究参加者の募集をおこなっていく。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度中にグループディスカッションを行わなかったため、参加費などにかかる費用が少額になった。 今後は当院および関連病院に働きかけ、参加者の募集を強化する。その結果、参加希望者は5-8名増え、約4万(1グループディスカッションにつき約4万円)の使用を見込んでいる。
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