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2015 年度 研究成果報告書

ドパミントランスポーターPETによる妄想の病態解明と客観的評価法の開発研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25461788
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関日本医科大学

研究代表者

舘野 周  日本医科大学, 医学部, 准教授 (50297917)

研究分担者 大久保 善朗  日本医科大学, 医学研究科, 教授 (20213663)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード妄想性障害 / ドパミントランスポーター / 統合失調症 / 老年期精神障害 / ポジトロンエミッショントモグラフィー
研究成果の概要

幻覚・妄想出現におけるドパミントランスポーター(DAT)機能の役割をDAT陽電子断層撮影法(PET)により検討した。65歳以上の妄想性障害患者17名、統合失調症患者8名、健常対照者12名、65歳未満の妄想性障害患者2名、統合失調症患者6名、健常対照者9名に対してDAT-PETを実施し、線条体におけるDAT結合能(BP)を求め、比較検討を行った。老年期妄想性障害患者群は、高齢健常対照群と比べて線条体DAT-BPは有意に低下していた。
この結果は、老年期の妄想性障害の病態にDATの機能低下が関与している可能性を示していると考える。

自由記述の分野

精神医学

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公開日: 2017-05-10  

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