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2015 年度 研究成果報告書

非侵襲的な慢性ストレスバイオマーカーの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25461793
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関久留米大学

研究代表者

大園 秀一  久留米大学, 医学部, 助教 (10309784)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード唾液中マーカー / 心理評価尺度 / 児童精神 / 小児心身症 / うつ病
研究成果の概要

本研究では唾液を用いて非侵襲的にストレスを測定するバイオマーカーを開発することを目的とした。
期間中に健常小児22名(健常群)と通院中の心身症患児6名(患者群)を対象として1日5回の唾液採取により 、コルチゾールと免疫グロブリンA(IgA)の日内変動を検証した。その結果起床直後の患者群IgAが健常群より有意に低い平均値であることが判明。さらに患者群の起床直後IgAが心理質問紙(小児抑うつ尺度、Youth Self Report)と有意な負の相関を示すことが明らかとなった。すなわち、自覚症状が重症の患児ほど起床直後のIgAが低い事が証明され、患児の自覚症状と免疫能の関連が示唆された。

自由記述の分野

児童精神科、小児心身症、小児内分泌

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公開日: 2017-05-10  

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