研究課題
基盤研究(C)
中枢神経ループス(NPSLE)の診断となった症例では 単純T1WIにて、皮質下白質・皮質の点状・線状高信号病変をNPSLE群(80%)を高頻度に認めた。造影T1WIでは、同部位の点状造影病変を NPSLE群のみ(60%)に認めた。本所見の分布は髄質動静脈に一致しており、病理学的に認められる脳微細血管の血栓や炎症を反映した所見と考えられた。7 Tesla MRIを用いてNPSLE患者にて有意に高い比率で脳微細血管病変を検出した。7 Tesla MRIがNPSLEの早期発見に有用である可能性を示した。
リウマチ膠原病