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2015 年度 実績報告書

低被爆診断を可能にするガンマカメラの高効率化研究

研究課題

研究課題/領域番号 25461859
研究機関佐賀大学

研究代表者

房安 貴弘  佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70399210)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードX線イメージング / ガンマ線イメージング / GEM
研究実績の概要

ガス電子増幅器GEMを用いた、高効率かつ大面積のガンマ線イメージセンサ開発を実施した。
25〜26年度は、これまでに課題となっていた放電対策および分解能向上のため、GEMで増幅された電荷の読み出しには、短ストリップ型のセンサチップSTRIPIXを用いることとし、そのデータ処理に必要なエレクトロニクス開発を行った。特に、アナログ・デジタル変換後のデータ処理を行うFPGAの設計手法について、開発効率およびメンテナンス性を向上させる観点から、MATLAB HDL Coderを導入し、フィルタ回路を設計してFPGAへの実装・試験を行った。
27年度は、GEMを用いた検出器により、8mm x 16mm でのイメージング試験を実施した。55Feによるガンマ線や、エックス線源を用いたイメージング実験を行い、チャンネル間ばらつきなどの特性を調査した。また、開発した検出器を用いて粉末エックス線回折実験を行い、デバイ・シェラーリング像の取得に成功した。さらに、検出器をエネルギーの高いガンマ線イメージング向けに改造するため、タングステンを加工した光電コンバータの試作を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] STRIPIXチップを用いた3次元ガス検出器の読み出し回路開発2015

    • 著者名/発表者名
      中北慎太郎,房安貴弘,杉山晃,山本拓磨
    • 学会等名
      第121回日本物理学会九州支部例会
    • 発表場所
      九州工業大学
    • 年月日
      2015-12-05

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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