研究課題
熊本産科婦人科学会・熊本県産婦人科医会合同緊急周産期医療連絡会議「熊本県における産科危機的出血の現状から連携システム構築の再提言」を熊本県全体の産婦人科医師と行い、「産科危機的出血に対する子宮動脈塞栓術の現状と課題」を提言し、速やかな緊急異型輸血と子宮動脈塞栓術が必要な場合の受け入れ可能病院および、DICを伴うような場合は、熊本大学病院および熊本日赤病院への搬送を取り決め、運用した。NBCAや粒状永久塞栓物質への安全性が確認できたので、使用を開始した。緊急異型輸血により子宮動脈塞栓術は最終年度は減少したが、母体死亡は認めなかった。熊本県における産科危機的出血の運用が良好であることが確認できた。また、臨床研究では子宮動脈塞栓術時の卵巣被ばくおよび成績と生理周期・ホルモン値・その後の妊娠状況など調査し、投稿中である。
すべて 2015
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
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