研究課題
基盤研究(C)
thermal sink effectの定量化を目的として、流体循環ポンプシステムを用いて模擬血管・血流の条件(血管径、血流量、近接距離)を変化させながら、ゲル中の凍結端子周囲に作成されるアイスボールのサイズ、形状の変化をCT下に観察した。その結果、模擬thermal sink effectは模擬血管径、血流量に相関して拡大し、模擬血管・凍結端子間の距離に逆相関することが確認された。同時に、アイスボール断面積の拡大抑制(thermal sink effect)が変化しなくなる血流量の上限があることも示された。さらに豚肝実験でもthermal sink effectを観察する手法が確立できた。
医歯薬学