研究課題/領域番号 |
25461953
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
江口 英利 九州大学, 大学病院, 講師 (90527756)
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研究分担者 |
井口 友宏 九州大学, 大学病院, 助教 (30598959)
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連携研究者 |
三森 功士 九州大学, 大学病院, 教授 (50322748)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 癌幹細胞 / 癌免疫治療 / 樹状細胞療法 / 癌抗原 / PD-1 / HLA class I |
研究成果の概要 |
1.大腸癌症例の検体を用いた網羅的遺伝子解析にて転移陽性症例においてのみ検出可能なPlastin3(PLS3)を同定した。また、その機能解析により、PLS3が上皮間葉移行(EMT)や癌幹細胞化を促進することを確認した。 2.細胞障害性T細胞のがんに対する殺細胞効果は、T細胞上のPD-1受容体と腫瘍が有するPD-L1が結合することによりT細胞の機能低下を来す。そのため免疫担当細胞と腫瘍の負のフィードバックの確認のため、腫瘍におけるHLA class IとPD-L1の発現の臨床的意義を検討したところ、HLA class IおよびPD-L1がともに高発現の症例は再発率が高く、予後不良であった。
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自由記述の分野 |
消化器外科
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