研究課題/領域番号 |
25461955
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
有上 貴明 鹿児島大学, 医歯学域医学部・歯学部附属病院, 助教 (40527058)
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研究分担者 |
上之園 芳一 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 特任准教授 (60398279)
夏越 祥次 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (70237577)
大久保 啓史 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 医員 (40772223)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 癌免疫機構 / 好中球リンパ球比 / Fibrinogen / 全身性炎症反応 / 胃癌 |
研究成果の概要 |
本研究では、腫瘍免疫において重要な役割を担うCD3+腫瘍浸潤Tリンパ球(CD3+ TILs)と宿主側の全身性炎症反応の指標となるNeutrophil-Lymphocyte Ratio (NLR)および血液凝固因子のfibrinogenに着目した。胃癌組織におけるCD3+ TILsの発現は、胃腺腫に比較し、低値であった。さらに進行度とも逆相関を示し、低発現群の予後は高発現群と比較して有意に予後不良であった。これらの結果より癌細胞は、全身性の炎症反応を誘発し、宿主の免疫機能を抑制させ、これらの監視機構を回避することで浸潤や転移をもたらす可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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