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2014 年度 実施状況報告書

小児甲状腺癌の分子生物学的特性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 25461989
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

福島 俊彦  福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (20336457)

研究分担者 隈元 謙介  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (60457778)
鈴木 眞一  福島県立医科大学, 医学部, 教授 (70235951)
早瀬 傑  福島県立医科大学, 医学部, 研究員 (00583387)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード小児甲状腺 / 甲状腺乳頭癌
研究実績の概要

小児甲状腺癌手術症例もうち、研究参加の同意が得られた対象者50例にについて、BRAF、RASの遺伝子解析を行った。BRAFの点突然変異は62%で認められ、K, N, HRASには遺伝子変異を認めなかった。BRAFの点突然変異はすべてV600Eであった。この結果は、これまでに日本人成人の結果と同等のものである。
併せて、BRAFについては、免疫組織学的検討も行い、BRAF染色が陽性のものと、BRAF遺伝子変異陽性のものは一致した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

福島県における県民健康調査に伴う小児甲状腺超音波検査は、順調に進捗しており、同意の得られた対象者から、手術検体を得ることが出来た。それらの、検体について、既知の遺伝子解析を行うことが出来た。

今後の研究の推進方策

遺伝子の再構成を検索する。また、メチル化などの、epigeneticな変化についても、検討する。

次年度使用額が生じた理由

手術検体がまだ十分に収集できず、遺伝子解析にかかる費用を次年度に繰り越したため。

次年度使用額の使用計画

今後も、対象者を増やして、解析を継続する。

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公開日: 2016-05-27  

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