• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

生体消化管吻合における新規縫合糸の安全性と有効性に関する実験的研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25462040
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関大阪医科大学

研究代表者

李 相雄  大阪医科大学, 医学部, 講師 (40368080)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード胃癌 / 腹腔鏡下手術 / 体腔内消化管再建 / 新規縫合糸 / Barbed suture / ERASプロトコール / 回復能力強化プログラム
研究成果の概要

体腔内消化管再建における新規縫合糸の有効性を検証した前向き試験では、胃癌242症例において消化管吻合部に関連する合併症を認めず、従来の縫合糸に勝る安全性を確認した。
胃癌術後の回復能力強化プログラム(ERAS)の安全性と有効性に関する前向き比較試験(主要評価項目:術後在院日数)では、根治切除可能な胃癌(従来群:C群75例、ERAS群:E群73例)を登録し、術後在院日数の中央値はC群10日、E群9日であり、E群の優位な在院日数の短縮を認めた。さらに重篤な術後合併症はE群で有意に少なく(p=0.04)、胃癌手術におけるERASは安全に導入可能であり、身体機能の早期回復に有効であることを明らかにした。

自由記述の分野

一般・消化器外科学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi