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2015 年度 研究成果報告書

大腸癌の幹細胞に着目した新規治療の開発と薬物耐性の分子機序の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 25462060
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関九州大学

研究代表者

木村 和恵  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 共同研究員 (70631927)

研究分担者 森田 勝  独立行政法人国立病院機構(九州がんセンター臨床研究センター), その他部局等, 統括診療部長 (30294937)
沖 英次  九州大学, 大学病院, 講師 (70380392)
佐伯 浩司  九州大学, 大学病院, 講師 (80325448)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード大腸癌 / 幹細胞
研究成果の概要

大腸癌組織を用い、大腸癌幹細胞マーカー陽性細胞の同定を行い、LgR5とEREGの発現をIHC法で同定することが可能となった。深達度が深いほうがEREG発現の強度が増加しており、進行度の違いにより幹細胞の発現強度も異なることが示された。また、抗癌剤治療効果が認められる症例にはEREGが強発現しており、治療効果が得られにくい症例ではEREGの発現は低下していた。また、治療後の残存癌細胞にLgR5が発現していた。LgR5は大腸癌における幹細胞として重要であり、EREGに関与する分子標的薬は大腸癌に対する抗癌剤治療の効果を増強し、治療への応用が期待できると考えられた。

自由記述の分野

消化管

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公開日: 2017-05-10  

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