• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

肝細胞内新規イオンチャネルの相互作用解明を基軸とした残肝増殖能への介入を目指して

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25462077
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関秋田大学

研究代表者

吉岡 政人  秋田大学, 医学部, 講師 (40375275)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードK-ATPチャネル / 肝細胞 / 残肝増殖能 / Diazoxide / ミトコンドリア / マイクロアレイ / カルシウムチャネル
研究成果の概要

我々はATP感受性カリウム(K-ATP)チャネルがラット肝細胞のミトコンドリアに存在し、チャネルオープナーのジアゾキシド(Dz)が肝切除後の残肝増殖能を亢進すること、およびDzが細胞内Caイオン貯留臓器からのCaイオン放出を抑制することを報告した。今回、Dzが肝増殖に寄与する理由を解明するため、遺伝子発現解析を行った。結果、Dz群では細胞内Ca動態に関与するRyR2とcalmodulinの発現が有意に低下していた。アポトーシス関連では、caspase-3とBAXに変化を認めた。DNAマイクロアレイでは細胞接着因子や神経因子等の上昇も認め、それらが残肝増殖に寄与していることが示唆された。

自由記述の分野

肝胆膵外科学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi