研究課題
基盤研究(C)
マウス肝傷害モデルを作成し、EpCAM陽性/Cd133低発現の細胞集団を分離、肝様細胞への分化誘導を確認した。Atg5のノックダウンによるオートファジーの阻害により肝様細胞への分化が促進され、p62が増加、肝様細胞への分化にmTOR経路の関与が示唆された。分岐鎖アミノ酸、ロイシンロイシン+グルタミンを除去した培地において、アルブミンの低下とCK19の増加を認めたことから、これらアミノ酸が肝様細胞への分化に重要であることが判明した。Atg5 ノックダウンによりロイシンによるmTOR活性化が強く誘導されることを確認した。p62ノックダウンでは、ロイシンによるmTOR活性化が減弱した。
医歯薬学