研究課題/領域番号 |
25462124
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
宮澤 光男 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (20200165)
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研究分担者 |
合川 公康 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (20438823)
岡田 克也 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (60364775)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 生体吸収性材料 / 胆管再生 / 再生医療 |
研究実績の概要 |
生体吸収性材料を用いて、胆管損傷部を修復する検討を行った。接着剤にて、胆管損傷部に生体吸収性ポリマーを貼付する実験を複数回施行し、本年度中に結果を全てまとめる予定であったが、動物舎の改修工事、等により、大動物の実験の進行が遅れたため、実験結果の集積、分析が平成28年度にずれこんでしまった。 実験結果としては、胆管損傷部を治療するために、実験に用いたポリマーは有効であり、このポリマーは、臨床応用可能であろうという段階まできていると考えている。 平成28年度は、データの解析と学会での成果の発表を主に行い、この研究を仕上げたいと考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
接着剤にて、胆管損傷部に生体吸収性ポリマーを貼付する実験を複数回施行し、本年度中に結果を全てまとめる予定であったが、動物舎の改修工事、等により、大動物の実験の進行が遅れたため、実験結果の集積、分析が平成28年度にずれこんでしまった。 平成28年度は、結果の分析、学会での成果発表、論文の作成を中心に行い、研究をまとめたいと考えている。
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今後の研究の推進方策 |
現在、胆管損傷の場合、損傷部を修復する材料がない。この材料は、胆管損傷の修復には適しているため、臨床で用いることが可能となるように臨床研究、治験を施行したいと考えている。
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次年度使用額が生じた理由 |
動物の購入が遅れ、実験が予定より遅延した。
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次年度使用額の使用計画 |
データの解析と、研究結果の学会での発表。
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