研究成果の概要 |
生体吸収性材料(bioabsorbable polymer: BAP)を用いて、胆管損傷部、胆管狭窄部の治療法を研究した。この研究によって、胆管損傷部をこのBAPにより、修復、再生する治療法および狭窄部を切除後、このBAPによって拡張さる治療法を開発した。本研究の成果を論文にし、Int Surg. 2015, 100, 1408、帝京医学雑誌(2016,39,129)に報告した。本研究期間内に、材料の問題、臨床研究施行時の費用の問題があり、臨床研究はできなかった。近未来にはこのような材料により胆道外科領域における真の意味での低侵襲、機能温存が達成されることを期待している。
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