研究課題/領域番号 |
25462139
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
三島 晃 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00254277)
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研究分担者 |
浅野 実樹 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20275134)
鵜飼 知彦 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (40347399)
野村 則和 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (80363935)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 肺高血圧 / 選択的脳灌流 |
研究概要 |
当該年度に行ったのは、「人工心肺を使用する心臓大血管手術が肺高血圧と低酸素血症を特徴とする重症心奇形を持つ乳幼児の脳機能に与える障害」を究明するために、低酸素による肺高血圧幼若ラット作成の飼育環境作りと選択的脳灌流実験装置の整備のみである。実験成果に結び付く動物実験は実施しなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
実験計画は大幅に遅れ、極めて不本意なものとなっている。遅れの主たる原因は、1)実験担当者の臨床業務が多忙となり計画的に実験時間を確保できなかったこと、2)以前に選択的脳灌流モデルで実験していた教員の勤務先が変更となり引き継ぎが円滑に行われなかったこと、3)低酸素による肺高血圧幼若ラット作成の飼育環境装置に不備が多く整備に手間取ったこと、である。
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今後の研究の推進方策 |
平成25年度と平成26年度に主たる実験を行う計画としていたので、両年度に予定していた実験計画を遂行する。実験環境が整備されてきているので、実験曜日を具体的に決め(現状では月、火、土曜日を想定)、実験に取り組む。大幅な実験計画の変更は考えていない。
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次年度の研究費の使用計画 |
低酸素による肺高血圧幼若ラット飼育整備および灌流実験装置整備に必要な備品の大半が、平成26年度以降に決算予定であること。成果に寄与する動物実験が実施されず、実験および標本整備に必要な予算が使用されなかったこと。 肺高血圧幼若ラット飼育整備および灌流実験装置整備の備品購入に使用。前年度および今年度実験計画に沿った費用(動物、薬品、資料、実験消耗品等)に使用予定である。
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