研究課題/領域番号 |
25462143
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
山口 敦司 自治医科大学, 医学部, 教授 (50265287)
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連携研究者 |
木村 直行 自治医科大学, 医学部, 講師 (20382898)
中江 進 東京大学, 医科学研究所システム疾患モデル研究センター, 准教授 (60450409)
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研究協力者 |
松本 健治 国立成育医療研究センター研究所, 免疫アレルギー/感染研究部, 部長 (60181765)
二村 恭子 国立成育医療研究センター研究所, 免疫アレルギー/感染研究部, 研究員 (60596956)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 心臓手術 / 閉鎖型人工心肺回路 / 免疫応答 / 網羅的遺伝子解析 |
研究成果の概要 |
循環血液が空気と接触しない閉鎖型回路は、炎症作用が少なく生体侵襲性が低いと報告されている。今回、心臓弁膜症手術実施例を対象に、閉鎖型回路と静脈血貯血槽が大気に開放された開放型回路の前向き研究を行い、臨床成績(ICU日数や術後白血球数など)を比較するとともに、人工心肺後血液検体から単球を精製・RNA抽出後、DNAマイクロアレイによる遺伝子解析を行った。振分け試験(開放:n=11, 閉鎖:n=10)では、各臨床パラメーターに有意差はなかった。しかしながら、人工心肺時間の群間調整後に行った遺伝子解析研究では、閉鎖型回路群の単球内で、好中球浸潤などに関与する多くの炎症関連遺伝子の発現低下が確認された。
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自由記述の分野 |
成人心臓血管外科
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