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2015 年度 研究成果報告書

大動脈周囲脂肪組織のアンジオテンシンⅡ受容体サブタイプが大動脈瘤発症に与える影響

研究課題

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研究課題/領域番号 25462163
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 心臓血管外科学
研究機関愛媛大学

研究代表者

鈴木 純  愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (40452693)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード腹部大動脈瘤 / 血管周囲脂肪 / アンジオテンシンII / マクロファージ / 細胞外基質分解酵素 / 炎症性サイトカイン
研究成果の概要

本研究では、①大動脈瘤モデルを用いて大動脈瘤発症におけるAT1a受容体の役割、②大動脈周囲脂肪組織のAT1a受容体が大動脈瘤の形成・進展に及ぼす影響を検討した。血管周囲脂肪組織におけるAT1a受容体刺激は、オステオポンチンの発現を介して炎症性サイトカインの発現や炎症性(M1)マクロファージの浸潤を促し、MMPの発現増強および活性化から腹部大動脈瘤の発症や進展に重要な役割を果たしていることが示された。更に、血管周囲脂肪組織におけるAT1a受容体は、腹部大動脈瘤発症予防の治療戦略における新たなターゲットとなりうる可能性が示唆された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2017-05-10  

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