研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ラットの頚動静脈吻合による脳動静脈奇形モデルおよび臨床例から、radiosurgeryおよび血管内塞栓術後に血管が閉塞するまでの血管構築の変化を、内皮細胞(CD34)、血管平滑筋(SMA)、内弾性板(EVG)、基底膜(Collagen IV)の各障害マーカーで免疫組織学的に検索して同定した。具体的には血管内塞栓術1日後より、またradiosurgery後には3カ月後より内皮細胞でVEGFが発現し、その後、内皮下組織から血管平滑筋に増殖性vasculopathyを生じて血管壁全体に変性が進展する事が確認された
脳血管障害学