研究課題
基盤研究(C)
イソクエン酸デヒドロゲナーゼ(IDH)1/2は、low grade gliomaにおいて高頻度に変異が生じ、予後診断マーカーとして注目されている。これまで、変異型IDH1/2を検出する手段としては遺伝子検査が主であるが、本研究ではモノクローナル抗体による診断法の確立を目指した。その結果、複数の変異型IDH1/2に交差反応性を示し、野生型IDH1/2には反応しないマウスモノクローナル抗体(クローン:MsMab-1)の作製に成功した。免疫組織染色での有用性を明らかにした。
腫瘍生物学