研究分担者 |
牟礼 英生 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部, 助教 (00624355)
永廣 信治 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部, 教授 (60145315)
影治 照喜 徳島大学, 病院, 特任教授 (70294684)
桑山 一行 四国こどもとおとなの医療センター, 臨床研究部, 脳神経外科医長 (50614236)
中島 公平 徳島大学, 病院, 助教 (40710554)
原 慶次郎 徳島大学, 病院, 助教 (60710340)
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研究成果の概要 |
グリオブラストーマ(GBM)細胞においてDKK-3のアデノウイルスベクター(Ad- DKK-3)を用いて遺伝子導入することにより、BrdU取り込みが抑制され、細胞増殖抑制作用を確認し、Wnt signal上流で作用するタンパクWnt3a,Wnt5a,LRP6 およびROR2に対するDkk-3による制御機構を調べ、これらのタンパク制御による下流分子への影響を調べた。遺伝子導入で増加したDKK-3蛋白によりWnt 蛋白の発現やその受容体との相互作用を抑制し、Wnt シグナル上流での活性化が抑制され、下流分子に影響することでβ-catenin依存性および非依存性に抗腫瘍効果を示すことを明かにした。
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