研究課題
基盤研究(C)
本研究では、光感受性物質として臨床応用されている5-アミノレブリン酸(ALA)の放射線増感作用のメカニズムについて悪性グリオーマ細胞株を使用し、放射線照射後に遅発性に発生する活性酸素種とミトコンドリアに着目し評価を行った。5-ALAは、悪性グリオーマ細胞株において、ミトコンドリアを中心に放射線照射後遅発性に活性酸素種産生を増強させ、また、宿主抗腫瘍免疫を誘導させることが明らかとなった。
脳腫瘍学