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2015 年度 研究成果報告書

椎間板変性モデルを用いた腰痛治療法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 25462306
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

川上 守  和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (20195051)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード腰痛 / 椎間板変性 / 動物モデル / 椎間関節切除 / 歩行解析 / 椎間不安定性 / 薬物療法 / 脊椎固定
研究成果の概要

椎間板変性と腰痛の関係を直接明確にした基礎研究はなく、慢性腰痛に対する有効な治療法も確立されていない。ラット腰椎椎間関節切除ラットの歩行解析の結果、腰部や椎間板に直接損傷を加えたモデルと同様の歩行異常が出現した。また馬尾、神経根の圧迫はみられず、椎間板変性と椎間不安定性が出現した。この慢性腰痛モデルに各種薬物の経口投与、椎間板内注入をおこなったが、プレガバリン経口投与のみが歩行異常を改善した。薬物投与による椎間板の組織学的変化の改善はみられず、椎間関節切除レベルの脊椎固定にても歩行異常の改善は得られなかった。椎間板変性による腰痛発現には椎間板変性に伴う神経障害性疼痛の関連が考えられる。

自由記述の分野

整形外科

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公開日: 2017-05-10  

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