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2015 年度 研究成果報告書

成体ラット開腹手術モデルを用いた急性侵害性疼痛による記憶学習能への影響の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 25462409
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 麻酔科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

小川 賢一  横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員准教授 (10233412)

研究分担者 内本 一宏  横浜市立大学, 医学研究科, 客員講師 (50710951)
後藤 隆久  横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (00256075)
紙谷 義孝  新潟大学, 医歯薬総合病院, 教授 (90381491)
研究協力者 宮崎 智之  
水原 敬洋  
冨永 洋介  
朝倉 彩子  
弓場 由紀  
米崎 久美子  
足立 明子  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード全身麻酔 / 吸入麻酔薬 / 術後疼痛 / 長期増強 / AMPA受容体 / 神経可塑性 / 認知記憶障害 / 海馬
研究成果の概要

吸入麻酔薬を用いた全身麻酔手術後に生じる術後認知障害は,手術後の生存率と生活の質に悪影響を及ぼすことが知られている。本研究では下腹部開腹による術後疼痛モデルを作成し、遠隔期の文脈的記憶学習障害について検証を行ったところ、開腹術のみの侵襲では障害を生じない可能性が示唆された。また、5分間の吸入麻酔によって遠隔期に海馬AMPA受容体のシナプス発現量に変化を生じるが、開腹手術による侵害の影響は生じていない可能性が示唆された。これらは、臨床上の吸入麻酔薬の安全な使用法を開発していくうえで重要な知見であり、今後は遠隔期の認知記憶能の変化について、更なるデータの蓄積が必要と考えられる。

自由記述の分野

麻酔科学

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公開日: 2017-05-10  

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