研究課題/領域番号 |
25462431
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
加藤 孝澄 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (80204478)
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研究分担者 |
川島 信吾 浜松医科大学, 医学部, 助教 (10467251)
望月 利昭 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (40293641) [辞退]
成瀬 智 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (90647611)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 運動量測定 / ビデオトラッキング |
研究実績の概要 |
高齢ラットで4週間の運動負荷後に、全身麻酔下で模擬開腹手術を行い、術後2日目にI/Rモデルを作成し運動負荷群と非負荷群で比較し、運動療法は周術期でも心筋保護効果を示すことを明らかにするために、運動量を計測するために、新しい計測システムの開発を行った。前年度までの研究により、運動量を測定していたが、夜行性の動物であるため、夜間の自発運動量の測定が重要であることが判明した。そのため夜間の運動量を測定するために、新しいく昼夜間連続的に測定できるように運動量の測定システムを改良した。新しいシステム改良のため一時的、動物を同じげっ歯類である7週齢の雄性C57BL/6Jマウスを用い、頭部に直径7㎜程度のマーカーを装着して、ビデオトラッキングシステムを構築した。夜間も昼間と同等に測定できるように紫外線を照明をおこない蛍光発光によりトラッキングを行うようにした。昼夜のコントロールは、Line白色LED 照明によりあるべ一様にケージ内が照明されるようにした。照明の切り替えは、正確に行うため水晶発振によるリアルタイムクロック発生により、停電等により、昼夜の切り替え誤差がでないようにした。夜間の照明は、640nm紫外線発光LEDにより行った。このLEDは、ケージ床18㎝上方に6個配置して、照明を行った。 ビデオトラッキングは、1024x680 dotのカメラで30Hzで静止画面を撮影し、リアルタイムで解析するようにした。解析装置は、64bit CPU ARM A6行い、解析プログラムは X-code でおこなった。この計測装置により、リアルタイムに位置を即てするることが可能となり、連続的に位置を測定することにより移動距離も測定できることがわかった。まだ解析ソフトウエアの安定性が欠けるところがあるようで、1週間以上の連続測定では、途中で計測エラーとなることがあった。
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