研究課題
基盤研究(C)
治療一括投与群における移植腎の病理組織学的所見は、無治療群と比較し、炎症所見やC4d沈着が有意に抑制されていた。抗原抗体反応の結果、活性化する補体古典経路の補体因子(C1q、C3、C9)について、real-time PCRで移植腎におけるmRNAの発現について検討したところ、治療モデル群で補体因子(C1qとC3)の発現が有意に抑制されていた。また免疫グロブリンを投与することにより、DSAの産生が抑制されることが確認された。
医歯薬学