研究課題/領域番号 |
25462546
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
水上 尚典 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40102256)
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研究分担者 |
森川 守 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00374380)
山田 崇弘 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任講師 (20419948)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | cerebral palsy / fetomaternal hemorrhage / hemoglobin F / cardiotocogram |
研究概要 |
研究遂行にあたり、北海道大学自主臨床研究審査委員会に書類を提出し、その実施について許諾を得た。2014年1月より、研究参加者(妊婦)の募集を開始した。本研究遂行にあたり、内外のFetomaternal hemorrhage (FMH)に関する論文を検討し、以下の2つの論文を作成し、投稿した。論文1は、本邦脳性麻痺児中FMHにより産科医療補償制度原因分析委員会において脳性麻痺と診断された6症例についてその臨床的特徴を明らかにし早期の医療介入のためのsignを明らかにしようとした検討結果についてまとめたものである。論文2は本邦の一三次施設で扱った18例のFMH児の予後について調査し、予後と関連するperinatal factorsについて検討したものである。 1. Clinical features of fetomaternal hemorrhage associated with subsequent cerebral palsy in infants. 2. Long-term outcome of infants affected by fetomaternal hemorrhage
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究は計画どおりにほぼ順調に進んでいる
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今後の研究の推進方策 |
当初の計画(予定)どおり、研究参加者(妊婦)の募集を継続し、今年度の参加者150名程度を目標とする。それら妊婦から得られた血液試料を用いて胎児ヘモグロビン分画について測定し、その妊婦の分娩中胎児心拍パターンと照合する予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
研究遂行にあたり、北海道大学自主臨床研究審査委員会に書類を提出し、その実施について許諾を頂き、研究参加者(妊婦)の募集を開始したのが2014年1月であった事や、内外のFetomaternal hemorrhage (FMH)に関する論文を検討し、論文を作成したが2編に留まったため。 当初の計画(予定)どおり実施する予定である。
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