研究課題
胎児の脳・中枢神経系機能評価法であるKANETテストを用い、胎児行動、とくに表情を評価する際には人種・民族の違いを考慮すべきであることを初めて明らかにした(J Perinat Med 2015. DOI 10.1515/jpm-2015-0036)。初産婦と経産婦で胎児の瞬きの頻度に違いがあることを明らかにし、妊婦の情緒・気分が胎動、とくに胎児の瞬きの頻度に影響を及ぼす可能性を示した(Donald School J Ultrasound Obstet Gynecol 2016, in press)。また、胎児の神経行動学的機能・発達および胎児の脳・中枢神経系の成熟過程は男児と女児で同じである可能性を示した(J Perinat Med 2016. DOI 10.1515/jpm-2015-0387)。さらに、胎児にこころが存在するか否かについてもopinionを掲載した(Donald School J Ultrasound Obstet Gynecol 2015;9(4):471-474)。研究機関全体を通じて、妊娠後半期の胎児表情の特徴を明らかにし、また胎児中枢神経系の発達評価法としてのKANETテストの有用性について日本で初めて報告することができた。
イギリスのダラーム大学心理学教室のReisssland博士と、イギリスと日本の胎児の行動に関するprilimimary studyについて報告した(Donald School J Ultrasound Obstet Gynecol 2015;9(4):426-433)。
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