研究課題
基盤研究(C)
子宮内膜症は生殖年齢の女性の3-10%に発生するホルモン依存性の良性疾患である。子宮内膜症病変は、月経周期に伴って出血、凝血、吸収を繰り返して瘢痕化し、病態が進行する。子宮内膜症による腹腔内の瘢痕形成は、不妊症や慢性骨盤痛等の原因の1つとなる。我々は本研究において、子宮内膜症における瘢痕化の実験モデルを確立し、瘢痕化のメカニズムの解明と、瘢痕化を抑制する薬物療法の開発を行った。
子宮内膜症