研究課題
基盤研究(C)
2000年以降本邦では妊娠前からの葉酸摂取が妊婦には推奨されているが十分でない推進運動のためかその認知率は低く欧米に劣っている.本邦の二分脊椎児の出産率は出生1万対で5以上と高い.一方妊娠前から葉酸サプリメントを摂取する率は全妊婦の約0%である.また受精着床環境における発生過程で生じる活性酸素種による卵成熟への障害に対して葉酸は抑制的に働いていた.妊娠前からの摂取推進はなお一層有効な方法で進められる必要がある.
産婦人科学