HIFUトランスデュサーの中央に画像用プローブを配置したHIFU治療器を新たに作成、脱気冷却循環装置を治療システム内に導入した。HIFU照射パターンはキャビテーション発生目的のパルス波と熱作用目的の定常波およびHIFU照射休止期を1サイクルとした。ラビットを用いた動物実験で病理学的に動脈静脈が閉塞したことを確認、従来は不可能であったHIFU照射中のリアルタイム画像描出も可能となった。HIFU機器と画像用プローブが同一軸上にあるためターゲッティングが正確に行えることが確認した。TRAP sequenceの2症例に治療、無心体内血流の遮断に成功したが再開通を認めた。ラジオ波治療を追加し治療し得た。
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