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2015 年度 研究成果報告書

卵巣明細胞腺癌におけるPI3K阻害薬の至適併用療法選択と感受性予測マーカー探索

研究課題

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研究課題/領域番号 25462594
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関鳥取大学

研究代表者

大石 徹郎  鳥取大学, 医学部附属病院, 講師 (80359877)

研究分担者 板持 広明  岩手医科大学, 医学部, 教授 (20314601)
島田 宗昭  鳥取大学, 医学部, 講師 (40362892)
佐藤 慎也  鳥取大学, 医学部附属病院, 講師 (10423261)
千酌 潤  鳥取大学, 医学部附属病院, 医員 (70467702)
佐藤 誠也  岩手医科大学, 医学部, 助教 (30621007)
原田 省  鳥取大学, 医学部, 教授 (40218649)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード卵巣癌 / 明細胞腺癌 / PI3K
研究成果の概要

標準的化学療法に抵抗性を示すことが知られている卵巣明細胞腺癌において、PI3K-Akt-mTOR 経路およびARID1A蛋白について検討した。腫瘍組織検体を用いた検討では、PIK3CA遺伝子変異を有する症例が変異のない症例と比して有意に予後不良であること、I/II期症例ではARID1A蛋白発現陰性例の予後が陽性例と比して有意に予後不良であり、多変量解析の結果、独立予後因子となることが明らかとなった。培養細胞を用いた検討では、PI3K/mTOR阻害剤NVP-BEZ235によるリン酸化Akt発現の低下と細胞増殖抑制が示され、マウス移植モデルにおいても腫瘍の発育抑制が認められた。

自由記述の分野

婦人科腫瘍学

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公開日: 2017-05-10  

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