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2015 年度 研究成果報告書

血管新生と免疫寛容を標的とした新しい卵巣癌治療法の開発に関する基礎研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25462606
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関自治医科大学

研究代表者

嵯峨 泰  自治医科大学, 医学部, 准教授 (70360071)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードVASH1 / VASH2 / VEGF / PDGF / NK4 / IDO / c-Met / AKT
研究成果の概要

・VASHファミリーの中で、VASH1は強制発現によりVEGFのみならずPDGFなど他の血管新生因子を産生する卵巣がんの血管新生、腫瘍増殖、腹膜播種を抑制し、宿主の生存期間を延長させることが示された。一方、VASH2はsiRNAやモノクローナル抗体を用いた阻害により、卵巣がんの血管新生、腫瘍増殖を抑制可能だった。
・HGFのアンタゴニストであるNK4は免疫抑制因子IDOの産生阻害を介して、卵巣がんの免疫寛容を低下させ、腫瘍増殖を抑制した。その機序として、HGF受容体であるc-Metとその下流のシグナル経路のうち、PI3K-AKT経路が関与することが明らかになった。

自由記述の分野

婦人科腫瘍

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公開日: 2017-05-10  

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