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2015 年度 研究成果報告書

好酸球性副鼻腔炎の病態形成における肥満細胞の役割に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25462660
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関福井大学

研究代表者

高林 哲司  福井大学, 医学部附属病院, 講師 (70397272)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード好酸球性副鼻腔炎 / 肥満細胞 / 好酸球 / Tryptase / Chymase / 線維化 / 創傷治癒
研究成果の概要

好酸球性副鼻腔炎の病態形成における肥満細胞の役割に関する検討を行った。本疾患において鼻粘膜上皮に肥満細胞の浸潤が増加し、それらのプロテアーゼの発現パターンがこれまでの分類に当てはまらないユニークな型である事を明らかにした。さらにこれらの変化は気道上皮が産生するサイトカイン刺激によって同様の変化が生じることを培養肥満細胞を用いて証明することができた。特にIL-33の刺激が肥満細胞におけるChymaseの発現量を著明に減少させることは本疾患における粘膜の線維化の誘導障害に大きく関与している可能性が高く、本疾患の病態形成に深く関与していると考えられた。

自由記述の分野

上気道免疫

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公開日: 2017-05-10  

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