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2016 年度 研究成果報告書

神経性嗅覚障害の病態解明と治療への応用-鍵を握るのはエストロゲンか成長因子か?-

研究課題

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研究課題/領域番号 25462669
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関金沢医科大学

研究代表者

三輪 高喜  金沢医科大学, 医学部, 教授 (20229909)

研究協力者 能田 拓也  金沢医科大学, 医学部, 助教 (00722662)
山田 健太郎  金沢医科大学, 医学部, 助教 (60722642)
張田 雅之  金沢医科大学, 医学部, 助教 (40769105)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード嗅神経 / 再生 / エストロゲン / 神経成長因子 / 卵巣摘出 / 女性
研究成果の概要

感冒後嗅覚障害は中高年の女性に多く発症するが、その理由は明らかにされていない。嗅細胞は常に変性と新生を繰り返す特異な神経細胞であり、中高年の女性は嗅神経の再生能力に何らかの特徴があるのではないかと思い、嗅神経の再生と女性ホルモン、神経成長因子との関係を知るため本研究を立案した。その結果、卵巣を摘出した雌のマウスでは、同世代の無処置マウス、雄マウスと比べて、嗅神経障害後の再生が遅れることが判明した。一方、臨床研究として、感冒後嗅覚障害患者のエストロゲン値を測定したが、閉経後の患者が大部分を占めたため、嗅覚の回復とエストロゲン値との間に有意な関係は見いだせなかった。

自由記述の分野

耳鼻咽喉科学

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公開日: 2018-03-22  

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