平成25-26年度:ヒト下咽頭がん由来細胞株(FaDu)を用い、マウス下咽頭がん同所移植モデルの構築に成功した。またFaDuのluciferase恒常発現株を作成した。以上によって、IVIS(in vivo蛍光・発光イメージングシステム)を用いてマウス下咽頭がんモデルマウスの生着、増大および治療効果について経時的に定量する手法を確立した。 平成27-28年度:出産により研究を一時中断した。 平成29年度:リガンド搭載高分子ミセルを用いてテーラーメイド・ドラッグデリバリーシステムを構築した。IVISで高分子ミセルの腫瘍集積効果、増殖抑制効果を検討した。また、in vivo共焦点レーザー顕微鏡を用いて、高分子ミセルの体内動態および腫瘍内分布について検討した。
|