研究課題
基盤研究(C)
BALB/cヌードマウスの腎皮膜下にF344ラット胎児の胸腺を移植しておくとマウスは免疫能を獲得する(TGヌードマウス)。制御性T細胞(Treg)の産生に必要なaire遺伝子の発現をラット由来の胸腺髄質の上皮細胞に認めた。このマウスの末梢には充分量のTregが存在するが、眼球等に多発性に自己免疫病が発症する。TGヌードマウスに自己免疫病が発症する前に正常マウスのTregを注射しておくと、発病が予防できた。
アレルギー・ぶどう膜炎