研究課題/領域番号 |
25462780
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
佐竹 亮介 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (70597525)
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研究分担者 |
古村 眞 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (10422289)
星 和人 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30344451)
田畑 泰彦 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (50211371)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | バイオチューブ / 気道再生 / 軟骨再生 / バイオエアーチューブ |
研究実績の概要 |
再生軟骨とBIOTUBEsによる解剖学的に気管を模倣した複合的気道の再生に成功した。また、気道への移植が、可能であり、短期的に気道として機能することを確認した。移植後、気管内圧の陰圧による気道内腔の肥厚が発生する為に、吸収性のステント挿入することで移植初期の気道内腔の肥厚を予防できることが確認された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
解剖学的に模倣された人工気管であるバイオエアーチューブの再生に成功している。また、短期的に人工気管として移植可能であることが確認されている。移植急性期の炎症性変化であるバイオチューブの内膜面の肥厚は、吸収性ステントでコントロール可能であることが確認されている。
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今後の研究の推進方策 |
バイオエアーチューブの内腔面の再生を早期に行うための研究を行い、長期生存を可能とする。基底膜と粘膜上皮の再生を早期に行うために、サイトカイン療法あるいは、細胞播種法について研究する。
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次年度使用額が生じた理由 |
実験追行は概ね順調である。初年度の費用の繰り越し分がそのまま使用額として生じている
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次年度使用額の使用計画 |
研究を加速させて、使用する予定である。
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