研究課題
基盤研究(C)
家兎耳介に透明窓を装着して血流やリンパ流が顕微鏡下に見られる可能性があるため、今までに発表されていない家兎耳介にリンパ浮腫モデルの作成を行った。しかし、耳介の基部は複雑な構造をしているためか、耳介の浮腫をコントロールすることは困難であった。浮腫が適度なものに対してHGFプラスミドを耳介基部に試験的に投与したが個体差が大きく、明らかな浮腫改善は見られなかった。今後の課題として、HGFプラスミドの投与時期や投与部位、また浮腫モデルの改善が必要であると考えられる。
形成外科学