研究課題/領域番号 |
25462807
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
垣淵 正男 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (50252664)
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研究分担者 |
西本 聡 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (30281124)
曽束 洋平 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (40437413)
河合 建一郎 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (80423177)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 神経再建 / 顔面神経麻痺 / 端側神経縫合 |
研究概要 |
実験動物を用いた研究準備と並行して臨床研究を開始し、耳下腺悪性腫瘍切除後の顔面神経再建症例について、以前の症例との比較も含めて、術式および予後を検討した。 神経の縫合の方法には主に端々縫合と端側縫合があるが、端側縫合は縫合される側の神経を切断しないですむため、より有用である。 我々は、端側神経縫合による顔面神経再建術によって、従来よりも良い成績をおさめることができた。 基礎研究においても、神経再生において端側神経縫合が端々縫合よりも有利な点があることが示唆されている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
動物実験モデルである家兎の顔面神経麻痺および再建モデルの確立が遅れたため、計画より若干の遅れを生じている。
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今後の研究の推進方策 |
臨床と基礎研究を並行して進めるが、動物実験モデルの確立を急ぐとともに他のモデルの作成の検討も開始する。
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次年度の研究費の使用計画 |
動物実験モデルの確立に時間を要しているため。 臨床研究を並行して進めるとともに、動物実験モデルの確立とそれらを使用した実験のペースを上げて研究を進める。
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