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2016 年度 研究成果報告書

炎症性メディエーターが引き起こす細胞死を不飽和脂肪酸が抑制する機構を解明する

研究課題

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研究課題/領域番号 25462815
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 救急医学
研究機関東京大学

研究代表者

張 京浩  東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50302708)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード不飽和脂肪酸 / 細胞保護作用 / 炎症性サイトカイン / アラキドン酸カスケード / 抗炎症作用
研究成果の概要

炎症性サイトカインによって惹起される炎症性細胞死がどのような長鎖不飽和脂肪酸で抑制されるかを検討し、オメガ3系、オメガ6系に関わらず、広く二重結合を持つことが細胞保護作用に関連していることを確認した。また、リポキシゲナーゼやシクロキシゲナーゼがこの系で細胞保護的に作用せず、一方アスピリンが細胞保護作用を示すことも確認した。以上の知見は、アラキドン酸カスケードの活性化が炎症の増幅に重要であるという従来の考え方に一石を投じるものとして脂質バイオロジーにおいて極めて興味深いと考えられる。

自由記述の分野

麻酔・集中治療医学

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公開日: 2018-03-22  

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