研究課題
基盤研究(C)
本臨床研究では活性化した好中球から分泌されるNGAL(血中)と心停止後症候群との関連を調べ、予後予測マーカーとしての有用性を検証する。蘇生に成功した院外心停止症例において血中NGAL値を測定し、血中NGAL値は第2病日に有意差を認めた。第2病日の血中NGAL値の予後不良予測のカットオフ値は304 ng/mLであった。本研究により心停止後症候群の予後予測において血中NGAL値の有用性が示唆された。
救急医学