研究成果の概要 |
歯周病細菌として知られるPorphyromonas gingivalisは、約30個のC末端に共通したアミノ酸領域(C-terminal domain)をもつものがありCTD含有タンパク質と呼ばれている。我々は、CTD含有タンパク質が9型分泌機構により菌体表面へ分泌されること、および分泌されたCTD含有タンパク質のいくつかは菌体表面のA-LPSによってアンカーされるという事を報告している。しかしながら、A-LPSの生合成については不明な点が多い。 本研究において、A-LPSの生合成に関わる分子として、WzzP, Wzx, WbaP, PGN_0002の4つを新たに見出した。
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