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2015 年度 研究成果報告書

顎形態形成におけるSez12とTbx1によるBMPシグナル制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25462876
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関東海大学

研究代表者

梶原 景正  東海大学, 医学部, 講師 (00204397)

研究分担者 木村 穰  東海大学, 医学部, 教授 (10146706)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード22q11.2欠失症候群 / DGCR2 / Sez12 / ノックアウトマウス / 頭蓋底軟骨結合 / TGF-beta / 顎顔面骨格形成
研究成果の概要

Sez12-KOマウスは顎顔面骨格異常がみられ、このときノックインGFPは頭蓋底軟骨結合、特に肥大軟骨細胞で顕著に発現し、肥大軟骨細胞数の低下がみられた。そこでSez12-KO初代軟骨細胞を調製し、TGF-betaを投与すると、形態変化とともに細胞増殖が亢進した。このときII型コラーゲンを発現するSez12-KO初代軟骨細胞は減少し、I型コラーゲンを発現する線維芽細胞様形態を示す細胞が増加した。この変化はTGF-betaシグナル阻害剤により解消した。以上の結果から、Sez12遺伝子産物は、TGF-beta受容体と相互作用により分化過程にある軟骨細胞の維持・生存に役割を果たすことが示唆された。

自由記述の分野

形態系基礎歯科学

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公開日: 2017-05-10  

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