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2016 年度 研究成果報告書

島皮質における周期的同期化機構の解明とその機能的役割

研究課題

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研究課題/領域番号 25462884
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関大阪大学

研究代表者

佐藤 元  大阪大学, 歯学研究科, 助教 (10432452)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード味覚 / 島皮質 / 自律神経反応 / オシレーション
研究成果の概要

本研究はラットの島皮質のスライス標本またはヒトfMRIを用いて,味覚野と自律領野の神経活動が、協調するか否かを観察した。その結果、アナンダミドの灌流投与により、周期的な興奮がラット味覚野において誘導された後、胃腸自律領野へ伝播し、味覚野と胃腸自律領野の神経細胞間に同期した振動活動が生じることを見出した。また、カプサイシンのヒト舌への滴下により、味覚野と自律領野が賦活され、それらの活動が指尖体温と相関することを明らかにした。味覚によりもたらされる情動的な摂食行動や自律神経反応を引き起こす脳活動において,島皮質味覚野と自律領野神経細胞間で生じる神経活動が重要な役割を果たす可能性を明らかにした.

自由記述の分野

神経生理学

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公開日: 2018-03-22  

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