研究課題/領域番号 |
25462888
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
服部 高子 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (00228488)
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研究分担者 |
久保田 聡 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授 (90221936)
西田 崇 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 准教授 (30322233)
滝川 正春 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授 (20112063)
青山 絵理子 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助教 (10432650)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | NOV/CCN3 / トランスジェニックマウス / 内軟骨性骨形成 / in situ hybridization / 間葉系細胞 / 軟骨分化 / 高密度培養系 |
研究成果の概要 |
CCN3の骨格形成における役割を知るために、軟骨組織特異的過剰発現トランスジェニックマウスを作製した。作製したマウスは胎生期の骨異形成のみでなく、長管骨の骨化部分短縮、骨密度低下、軟骨最終分化や骨芽細胞のマーカー遺伝子陽性細胞の出現の遅延、また、軟骨組織への血管侵入の遅延を認めた。一方で軟骨分化の過度な促進を観察した。成体関節軟骨では関節軟骨の変性を確認した。これらの変化は多くの内軟骨性骨形成に関与する遺伝子発現の増減による事が明らかとなり、これらの結果はCCN3の軟骨組織における濃度維持は正常な骨格形成、関節軟骨の機能維持に必須であることを示しており、CCN3の新たな機能を示すものである。
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自由記述の分野 |
口腔生化学、分子生物学、細胞生物学、発生学
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