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2015 年度 研究成果報告書

熱ショックタンパク質誘導剤を用いた生物学的覆髄法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 25462979
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 保存治療系歯学
研究機関九州歯科大学

研究代表者

諸冨 孝彦  九州歯科大学, 歯学部, 准教授 (10347677)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード直接覆髄 / heat shock protein / 歯髄 / 炎症 / 象牙質形成
研究成果の概要

生物学的覆髄を可能とする治療法の確立を目指して、新規覆髄システムの検討を行った。まず覆髄時に必須の歯髄組織の耐性向上に果たすHSP70の重要性を確認し、HSP70誘導剤による覆髄法の可能性を示した。また歯髄細胞の炎症応答時の挙動の解析を行った上で、新規歯髄消炎剤の開発とその可能性について解析した。さらに覆髄後、歯髄活性を保ちながら咬合圧に耐え、十分な封鎖性を維持できる質および量の象牙質様硬組織の形成誘導法について検討し、ヒト多血小板血漿や生体活性ガラスの応用について重要な知見を得ることができた。以上より歯髄の有する自然な象牙質-歯髄複合体の発生・修復過程を再現する覆髄法確立に重要な知見を得た。

自由記述の分野

歯科保存学

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公開日: 2017-05-10  

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