研究課題
基盤研究(C)
本研究では、慣性計測装置を用いた義歯の3次元運動(姿勢角)計測システムを作成し、評価した。 このシステムによって計算された姿勢角は3-4%小さい値を示した。 この測定精度は4台の赤外線TVカメラによる3次元モーションキャプチャシステムと同等でした。 臨床試験として、3名のタッピング時の上顎全部床義歯の姿勢角をこのシステムで測定した。本システムは信頼性が高く、安価に義歯の姿勢角を解析することが可能であり、義歯の咬合検査などの診断器具に役立つことが予想される。
歯科補綴学