研究成果の概要 |
緩圧型磁性アタッチメントはキーパー,磁石構造体および磁石構造体を保持するハウジング部から構成され,キーパーおよび磁石構造体にはハイパースリム3513を使用している.ハウジング部はCAD/CAMシステムにて設計しシリンダー様に上下にスライドすることにより顎堤粘膜とインプラント間の被圧変位量を0.35 ㎜補正することが可能である.緩圧型磁性アタッチメントの維持力,耐久性を検討するため, 繰り返し荷重後の維持力,被圧変位量について実験的検討を行った結果,維持力は約2~5Nと他の磁性アタッチメントと同程度の値を示し, 繰り返し荷重後の維持力, 変位量とも大きな低下は認められなかった.
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